保有資格
担当プログラム
京都府生まれ。ガス配管を手掛ける企業に入社後、人事マネージャーとして人事・労務・教育を担当。退職後、女性の社会進出を支援することを目的として、2004年に「オフィスヒューマン」を設立。キャリアカウンセラーとして、ライフキャリアカウンセリングやキャリアデザインをはじめとする企業内の制度構築などのサポートを行うと同時に、人事・労務管理の経験を活かし、人財アドバイザーとして人事・総務関係のコンサルティングもおこなっている。また、研修講師としても、行政機関、民間企業、学校などでコーチングやビジネスマナーの研修を行うなど、「人」に関する専門家として幅広い分野で活躍中。「知っていることと、出来ることは違う。“あたりまえのことが、あたりまえに出来る”ことが大切」ということをモットーに実践型の研修を行っている。
働く女性の支援がしたいと思い、当時働いていた会社でカウンセラーの資格を取得したことがきっかけです。その会社は、早い段階で女性現場職が誕生しましたが、働く環境は女性が不便なことが多くあり、そういうところを「変えていきたい」と思うようになりました。女性の能力を発揮できる世の中にするため、独立し、さまざまな企業などでセミナーや研修、コンサルティングを行い、職場環境の改善に取り組んできました。今後も引き続き、今まで培った知識や経験、ノウハウなどを活かして、女性が活躍できる世の中づくりの支援を行っていきたいと考えています。
研修後のアンケートで受講者の方から「〇〇の部分はもっと△△にしたほうが良いと思う」というような、厳しいご意見を頂戴するときがあります。そのような意見をいただいたときは、「自分の話をきちんと聞いてくれていたんだな」と、嬉しく感じますし、「こういう点に気を付けなければならない」「言い方を工夫する必要があるな」と、振り返ることで、さらに良い研修を行おうと思えます。
弊社の新卒社員の入社時研修でも、実際に杉山先生に講師として登壇していただき、ビジネスマナーに関する講義をしてもらっておりますが、話にとても説得力があります。例えば、名刺交換の講義時に、「『自分は“こういう者”です』と、自分の名前を名乗らない人には、『あ、“こういう者”なんですね』と私は返します。だって自分の名前や所属があるのに名乗らないから。きちんと名前や所属があるならしっかり名乗りなさい。」とおっしゃっていたことがとても印象に残っており、当たり前のことですが、自分も注意しようと思うきっかけになりました。
このように、杉山先生自身のご経験や、感じてこられたこと、またプライベートでのお孫さんとの出来事など、さまざまなお話を研修中にしてくださるので、テキスト以上のことを、楽しく学ぶことができます。